それは、大学を4年で卒業しこれからというときに内定取り消しになった若者たちが就職活動を懸命行う姿を追った5月26日に放送された『内定切りに負けるな!~不況に翻弄される若者雇用の実態~』は深く考えさせられる内容でした。
就職口を探す人であふれかえっているハローワークに求職票を出したところで正規の職はとても見つかりそうにはありません
そこで民間の職業紹介所を頼ることになります。
kougaiは某企業に勤める人事担当の人から聞いたのですが、ハローワークに求人を出してもなかなか企業が望む人とマッチングしないので結局は有料の職業紹介にお願いしているとのことでした。
番組の中で若者の就職難をビジネスチャンスとみたユニークな職業紹介業が紹介されていました。
内定を取り消された若者や就職が決まらない若者を対象に徹底的に営業を学ばせ1人前に育て上げ、彼らを企業にあっせんして紹介料をもらうというビジネススタイルです。
若者としてはなんとしても就職口を探したいし、企業としても若者をしっかり育て上げ企業に紹介することで実績を伸ばしていきたいので双方の目的は一致し、どちらも一生懸命です。
教室では面接の受け方、お辞儀の仕方、自己紹介の方法などを徹底して学ばせます。
教室での授業が一通り終わったところで、今度は外での実践です。
若者達には経営について書かれた小冊子が数冊配られ、これらを飛び込みセールスで売ってこなければなりません。薄っぺらですが一冊650円もします。
若者達はオフィス街に出て勇気を振り絞って一軒、一軒事業所の門をくぐります。
なかには一冊も売れずに帰ってくる者もいれば、一生懸命さが認められ本を買ってくれる企業もいました。成績最優秀者は7冊を売り上げた若者でした。
若者の個々の成績をファイルにまとめして、今度は就職会社に所属する本物の営業部隊がファイルを持って出動です。
社員たちは企業を回り、優秀に育てた若者を売り込みます。
しかし、訪問先の企業はいずこも厳しい経営環境にあり、なかなかいい返事がもらえません。
採用する側も採用される側も、そして彼らを仲介する側もみんな一生懸命でした。
番組が焦点を当てていた内定取り消しの若者は実習では一冊も本が売れれなかったものの、ある企業の人事担当者の目にとまり無事採用されました。
これからの時代、高収入で安定した就職先など望むべくもありません。
営業スキルを早いうちから学ぶのもこれからのキャリアアップに必要ではないでしょうか。
営業は新入社員がやらされるものという考え方は間違いです。
新入りであろうと、古参であろうと、営業できなくては会社に居続ける資格はありません。
特殊な技能者や研究者でないかぎりほとんどのビジネスパーソンに営業スキルが必要です。
また、営業ができない者が起業してもリアルビジネスの世界では必ず潰れます。
キャリアアップをはかるために、ビジネスで売上を伸ばそうと思うのなら営業のスキルを身に着ける必要があります。
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