孫社長は、判断に5分ぐらいしか時間をかけません。
側近によると5分どころか即決に近いと感じています。
ただ、昨夜遅く話し合ったことが次の日の朝に変わっていることには少々閉口しているとか・・・
側近によると5分どころか即決に近いと感じています。
ただ、昨夜遅く話し合ったことが次の日の朝に変わっていることには少々閉口しているとか・・・
指示を受けているスタッフは慌てることになります。
「孫社長は朝令暮改だ」と不満を感じることもあるそうです。
『ソフトバンク流「超」速断の仕事術』大木豊成 1,500円(ダイヤモンド社 2009.7.30)
でも、、マクロ的にみると孫社長の判断はぶれていないことに気づきます。
ただ、現場はそういきません。
どうしても人のせいにしたくなるものです。
『ソフトバンク流「超」速断の仕事術』の著者、大木豊成さんは「指示が変わるだろう」と想定しながら実行に移すそうです。
それくらいの柔軟さがないと孫社長のもとでは務まりません。
朝令暮改は、趣旨そのものが変わってしまうことを言いますが、孫社長が行う変更は取り組み方の変更なのです。
孫社長は20年先、30年先しか見ていません。
どうしてやり方を変えたのだと尋ねても、意識はすでに未来に向かっているので、まともな返事をもらえない可能性があります。
孫社長は学生時代、一日一発明を実行してきました。
その集中力と発想力は並大抵ではありません。
大木さんは、孫社長の考えは自分たちより10歩も20歩も先に歩いているので、一つひとつの発言を漏らさず聞くだけでなく、言葉になっていない部分を理解しようと努力しているそうです。

ひとつには、孫社長は国内を問わず国外にまでたくさんの経営者や識者を知っていて、彼らから直接得ることができる情報量が半端でないことからきているそうです。
孫社長はすべてについてワンマンリーダーとして受け取られがちですが、実際の孫正義はそのような印象と違うそうです。
特に買収した社員に対して、上からものを言うのではなく、協働の形をとり、公平を維持し、何よりも優しさを忘れないそうです。
ただでさえ、買収されたという引け目があるので、そのことで卑屈にならないよう相手をリラックスさせ空気を和ませるように臨んでいるそうです。
ワンマンな部分はあっても、人の痛みがわかる優しさを併せ持つのでグループ企業のトップとして君臨し続けることができるのでしょう。
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