私たちは毎日忙しい日々を送っています。
どこか気持ちを置き忘れたところがあり、仕事の同僚や上司と交わす会話も形だけのあいさつや事実を伝えるだけの心の伴わない会話になりがちです。
がちがちの心の鎧をしていると心身ともに疲れるものです。
誰もが心の鎧を脱いで自分の気持ちを聞いてほしいと思っているものです。
村上春樹の小説「ノルウェイの森」に登場する主人公の「僕」は、まさに相手に緊張感や警戒心を抱かせないタイプの人間のようです。
大学生活を送っているからそれも可能なのかもしれませんが、自分のことを飾らず気持ちを素直に表すことができるため、数は多くないけれど主人公と深いコミュニケーションでつながる人が徐々に増えていき、それぞれ主人公と関わった登場人物を軸にオムニバスのようにストーリーが展開していきます。
たまに、こういう小説を1人で読むのも「気持ち」を伝える訓練になってよいものです。
でも、現代はそこまで深い関わりを持とうと思う人は少ないのかもしれません。
若い人は、携帯メールで自分の知っている仲間だけで「ゆるい」コミュニケーションでつながることを望んでいるように見えます。
ただ、携帯メールは1対1のやりとりであること、返事がくるまでにかかる時間が友情のバロメータとされることなど、面倒くさい面もあります。
そこで「さらにゆるい」コミュニケーションでつながるTwitter(ツイッター)が今、流行しています。
「今、朝ご飯を食べている」
「お昼ご飯はどこにしようか迷っている」
各人が今、自分が何をしているか「つぶやき」を携帯やパソコンに入力し合い、あらかじめ登録したグループ内でそれぞれの仲間の状況を確認することができるというものです。
誰もが自分のことを聞いて欲しいものです。
ただ、それで相手を拘束することはできない。
ブログに書くまでの内容はない。
そこでTwitterがよい!ということになります。
Twitterはブログとチャットを足して2で割ったようなシステムを持つようです。
だんだん便利なコミュニケーショングッズが世の中に登場する反面、ビジネスで初めて会う人とのコミュニケーションが苦手という人が増えているように思えます。
明日の「毎日スキルアップ通信」ではそういう人にとってお薦めの新刊『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール』を紹介することにしています。
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自分の子どもの言葉を聞いていると、時間を掛けて相手の事が分かる前に、一事によって良いとか悪いとか言う事を聞いてます。寂しいです。
Twitterの人達はどうなんでしょうか。いや、Twitterが良いとか悪いとか言うつもりはありませんが、例えばすずボスが一回だけ、言葉を入れた時に皆はどう感じるのでしょうか。二回目、三回目を待ってくれるのでしょうか。いやまず無視されるんでしょうね。
それこそやってみたら分かりますね。近いうちにやってみようかな。
すずボスさん
特に相手が自分の子どもの時はどうしても「良い」とか「悪い」という価値判断が入ってしまうのですよね。そういう意味では「良い」とか「悪い」どころか、見ようによっては全部悪いような「ノルウェイの森」は自分の考え方をシャッフルしてくれてよいかもしれませんね。
Twitterはどうなんでしょ。こうやってコメントで会話をすることが好きなすずボスさんや私には合わないかも(笑)
メルマガでの書籍紹介も、ありがとうございました。
相手の発信を促すような働きかけは、メールやTwitterでは、なかなかできないですね。
そこで「双方向性」の高い会話のノウハウが活きてくると思います。
あるお坊さんの、「坊さんは、①ああそうですか、②よかったなあ、③そりゃあ困ったねえ、三つの言葉で会話ができる。」というのがありましたが、相手の言いたいことを引き出す点で共通するようです。
マーさん
①ああそうですか、②よかったなあ、③そりゃあ困ったねえ・・・なるほど、どれも味のある響きで、いかにもお坊さんが言いそうな言葉ですね。そういうふうに返事されると、自分の言ったことを聞いてくれてるって感じがするし、もっとお話ししたくなりますものね。私の周りにも話しを上手に聞いてくれる人が職場にいて、話す前から連休にあったことを話すのが楽しみであったりします。