誰でも失敗はしたくないものです。
でも、失敗を恐れすぎることは思考法や意思決定において弱点になります。
たとえば、腕前を上げ失敗しなくなると成長もしなくなると言われます。
また、一人前になると他人から自分のやり方にとやかく言われたくなくなります。
さらに、自分の弱い部分を隠すため自分に都合のよい証拠を並べ立てるようになります。
いずれも失敗を恐れる余りに力が発揮できなくなるケースです。
【紹介図書】
『ビジネススクールでは教えない「超」MBA思考法』
出版社: ダイヤモンド社
発売日: 2009年10月02日
980円
たいていのプロジェクトは仮定を立て実行に移すものですが、データだけに目が行き、仮定そのものに欠陥があることに気づかない場合があります。
パターン認識による問題解決より「意図した失敗」の方がより早く正解が得られることがあります。
アメリカの国防総省は2015年までに軍用車両の1/3を遠隔操作無しに自動走行できるようにしようと計画しています。
普通に考えれば世界中から専門家を集め研究に従事させるところですが、国防総省がとった施策はとてもユニークなものでした。
カリフォルニア州のモハビ砂漠で100万ドルの優勝賞金をかけ無人車両によるレースを開催したのです。
2004年、第1回目の開催時にはどのチームもスタートラインに立つのが精一杯でさんざんな結果に終わってしまいました。
でも、国防総省はレースの結果、13の異なる手法ごとにそれぞれ欠点を発見することができたのです。
翌年の2回目の開催時は5台の車が211kmのコースを完走することができ、優勝賞金はスタンフォード大学のチームに贈られました。
P&Gの合い言葉は「ひんぱんに、早く、安く、失敗しろ」だそうです。
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設計の勉強をしているときに、品質工学 という考え方に触れました。そのやり方は従来の設計とは全く異なっていて、取っつきにくいものでした。
それに関する講習会に出たときに「何しろやってみることです。そうすれば自分の考えが間違っていたことも早く分かるじゃないですか。それが重要なんです。」とぶっきらぼうに言われて「面倒な事だ」と思ってました。
失敗と言う言葉を使わず、迷路の出口に近づいた、とでも言ってくれていれば、その時から考え方も変わったんでしょうが・・。
すずボスさん
あなたの考えが間違っているという一方的な言い方は優しくないですよね。どっちが間違っているかわからないですものね。すくなくとも、どう理論的に考えてもやらない方がいいという結論が出ているのに直感では十中八九うまくいくような気がするときとか、その逆の場合において、これ以上考えても先に進まない根詰まり状態のときに「意図して失敗してみる」という方法はあると思います。
「ひんばんに、早く、安く、失敗しろ」P&Gはさすがですね。
頻繁に、早くならば、失敗のコストもあまり大きくなく「安く」すみそうですね。
恐れずに失敗をすることの大切さは、いろいろなところでいわれますが、再認識します。
私も失敗はしょっちゅうですが、後悔だけでなく、成長につながっているかと自問すると‥‥‥
マーさん
失敗することによって得られるかもしれない利益がコストを大きく上回るとき、あるいは、今後も同じような意志決定が繰り返されることが見込まれるときは、意図した失敗を検討すべきと書いてありました。でも、そんなに難しく考えなくても、失敗の見返り(利益)は会社にとっても個人にとっても思った以上に大きいものがあると思います。成長につながっていますって(^^)