空港にホストファミリーとして迎えに来てくれたのは8歳と6歳の男の子のお母さんでした。
家に着くとさっそく子どもたちと「The Checkered Game of Life(人生ゲーム)」をすることになりました。
【本日の紹介図書】
『「読む、書く、話す」脳活用術』
茂木健一郎 1,155円(PHP研究所 2010.1.29)
茂木さんは学校の授業以外、それまで個人的に英語を習うようなことはありませんでした。つまり普通の高校1年生の英語力です。
人生ゲームは勝手に進みます。
相手は子どもなので気取る必要もありません。
「Oh!」「What?」の連発です。
その日の夜は子どもたちとテレビを見ました。
「good guy? or bad guy?」「He is good guy」
彼はいいやつか、悪いやつか?
彼はいいやつだ。
通じればうれしいものです。
うれしくなってまたしゃべります。
言葉だけで通じないときは身振り手振り何でもありです。
会話はノイズいっぱいの現場で行われることを茂木さんはそこで実感します。
数日過ごして、「英語を話す自分」に違和感を感じなくなりました。
日本にいる間は、「発音がおかしいのでは?」「恥をかかないだろうか?」と、くよくよ心配していたのですが、現場においてはそんなことお構いなしです。
自分だけでなくおかしな英語をしゃべる人は他にもいるし、うまくしゃべることが目的ではなく、通じ合う喜びを味わうためにみんな一生懸命しゃべっています。
茂木さんは自分の中のブロックが外れるような気がしたそうです。
ピアノを聴くとき、自分は弾けなくても他人の弾き間違いには気づくものです。
生の現場の英語も同じで音楽のように美しいフレーズもあればミスタッチもあります。
たくさんの英語のリズム中に自分も参加して、自身もミスタッチを繰り返しながら耳を鍛えていく感じで英会話を上達させていくのだなとそのとき実感したそうです。

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中国へ留学していた時、友達の一人が言っていました。「間違えるのが恥ずかしいから、ちゃんと話せるようになってから話がしたい。」私の答は「そんなんじゃ、一生話せるようにならないよ。」
よく考えたら会話って一瞬でPDCAをやっている、すごい行為ですよね。
くーじゃんさん
「一瞬でPDCA」いい言葉ですね。机でうんうんうなっているより現場に出てどんどんサイクルを回して経験を積んだ方がスキルを上げていくことができるのでしょうね。外国語に限らずいろいろなものに通用する考え方であると思います。
「うまくしゃべることが目的ではなく、通じ合う喜びを味わうため」しゃべるのだという、言葉の本質がとてもうれしく受け止められました。
母国語でない相手の話は、一生懸命に聞き取り、わかりやすく返そうと努力できます。
逆の立場で、そんな相手に負担をかけないようにするために、こちらが聞き取る力をしっかりつけていかなくてはいけないのだろうと思ったところです。
生活をしていて、冗談が速射砲をお互い撃ち合っているように繋がる会話を耳にする事があります。
勝手に、その人達の頭の中で言葉を担いだこびと達が、大砲にそれを詰めまくる姿を想像してしまいます。
翻ってすずボスは、上手くかみ合う人とそうならない人が出来てしまう。やっぱり変に構えてしまってるんでしょうか。相手のどこに大砲を向けるかがはっきりしていないのかもしれません。
マーさん
何気ない話でもずいぶん心がいやされたりするんですよね。以前、仕事で英語を話す人の中に囲まれたことがあるのですが、私も身振り手振りで大変でしたが、皆さんもそれ以上に大変だっただろうなと反省しています。今のところ英語を勉強する予定はないので、英語ができない分、感性を磨かなくては(^^)
すずボスさん
大砲に弾を詰めまくるですか。すばらしい比喩ですね。そういう人たちいますね。私はそういう撃ち合いの中では弾をやっとこさ込めても大砲を向けるときには相手がどこかにいなくなっています。昨日の大河ドラマ「龍馬伝」で黒船来襲に大砲が揃わず、岸壁に遠くから見たら大砲に見えるだろうということで釣り鐘を荷台の上に備えたりしていましたが、すずボスさんの話で自分は大砲ならまだしもそういう状況では釣り鐘かもと連想してしまいました。