人を見るとすぐに短所のあら探しをする人がいます。
人の短所がすぐに目に付くということは、自分の短所もすぐ目に付くということです。
他人が嫌いな人は自分も嫌いです。
そんなことでは毎日が楽しく送ることができるはずがありません。
【本日の紹介図書】
『プラスサイクル思考』
―自己成長力が加速する7つのメソッド
堀川一晃 1,260円(幻冬舎 2010.2.15)
短所と長所は一枚の硬貨の裏表のようなものです。
がんこ← →意志が強い
集中力がない← →何事にも関心がある
好き嫌いが多い← →感受性が豊か
優柔不断← →思慮深い
たいてい左の言葉の方が言い慣れていたりしませんか。
日本人はどちらかというと短所から見てしまう国民性を有しています。
いつも短所ばかり見て、クセになってしまっているのです。
「いつも自分のコンプレックスばかりを気にしてクヨクヨしていたら、それを学習してしまいます。変な言い方ですがクヨクヨするのが得意になってしまうのです」
茂木健一郎『感動する脳』
脳の神経回路は使えば使うほど学習していくものです。
クヨクヨする自分にフォーカスをし続けるとネガティブな思考回路ができてしまい、自分のことが嫌いになってしまいます。
脳の指令により絶えず60兆個の細胞が化学変化を起こしています。
「怒り」「いやだ」「嫌い」などのネガティブな感情は脳内にノルアドレナリンなど毒性のホルモンを作り出します。この毒は蛇の毒に次ぐ強い毒性を示すのだそうです。
「好き」「いいな」「楽しい」などのポジティブな感情は脳内にβエンドルフィンなど免疫力の高い良性のホルモンを作り出します。
人間の脳は経験や習慣によりプログラミングされていきます。
運転中に渋滞に巻き込まれ「ついてない!」と毒性のホルモンを分泌するか、「ゆっくり音楽でも聴こう」と良性のホルモンを分泌するかは、組み込まれたプログラミングの違いで分かれます。
マイナスのプログラミングが入っている人は、意識して今までと違う反応の仕方、行動のパターンを繰り返してください。
何度も繰り返しているうちに脳内がプラスのプログラムに書き換えられていきます。

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最近、自分の感情を素直に感じ、肯定するように心がけています。
私は20代前半の時は感情をコントロールして理性的に振舞うのがカッコいい大人だと思っていた事がありました。
でも、結局はそれって自己否定をしているという事。自分に素直になり、例えそれが未熟だと思える自分であっても受け入れる。自分を受け入れられて初めて他人も受け入れられると思うのです。
そういう風に考え始めてから、仕事も生活もずっと楽になってきました。
くーじゃんさん
20代でそれに気づいたですか。早かったですね。私は背伸びしない自分をそのまま表現することができるようになったのは、つい最近のことのような気もします(^^;)言われるとおりずいぶん気持ちが楽になりますよね。年とともに自分の立つ位置がしっかりしてきました。向かう方向がときどきずれたりはしていますが・・
ユニークな個性を持つ他人を変えることはできない、しかし自分は他者との関わりで刻々と変わっているということを、教育学の大家である恩師に教わり、毎月の勉強会の後1週間程度は、心にゆとりをもって家族とも会社の人たちとも接することができます。
しかし、薬が切れてくると「嫌い」といったマイナスの気持ちが生まれ、こんな繰返しをして、少しずつ、自分も他者もありのままに受け入れる時間が増えているように思います。
マーさん
他者との関わりの中で自分が変わっているんですよね。くーじゃんさんがさっき言ったようにクールでいようと思って自分の周りにバリアを張っているときはバリア越しに相手の嫌いなところがいっぱい目についていました。年のせいもあり、自分の弱いところを以前より出せるようになり、他者のきらいなところが少し減ってきたような気がします。そうはいっても、日によって全然ダメだったりするんですけどね。