金曜日の夜は、次の週のメルマガで紹介する本を買いに書店に出かけることにしています。
次週のテーマを何にするか決まっていないときは、書棚を歩き回り、気になる題名の本を手にとってパラパラとページをめくっては、また書棚に本を戻す作業を何度か繰り返しているうちに、これだっという本に出会い、その本の内容からテーマを決め、あと、1冊か2冊、テーマに沿う本はないか探すというようなやり方で本を選んでいます。
8日金曜日の夜は次週のメルマガのテーマは決まっていました。
持続力をつけるには、身の回りにあるテレビやネット、お酒、ギャンブルなどの魅力的な誘惑に負けずに机に向かわせる将来の願望をどうすれば見つけることができるのかというのがテーマです。
特に、中学生や高校生の子どもを持つ親が、どうしたら子どもに「勉強」の大切さをわからせることができるのか、難易度の高い課題に答えてくれそうな本を探すことにしていました。
行く先は家の近所にあるいつもの「TUTAYA書店」。
本を探す前に書店に隣接するタリーズで妻とデザートを食べることにしました。
妻が注文品を受け取り口で待つ間、空いている席を探します。
お気に入りの外を眺めることができるカンター席はほぼ満杯。ほとんどの人が外を眺める風でもなく、参考書を読んだり、問題集を解いているようです。
メルマガでも取り上げたことがありますが、コーヒースタンドやファミリーマートで勉強する人が増えています。
端のテーブル席を見ると、口のまわりを白黒のゴマをまぶしたような無精ひげをした60代ぐらいの労働者風の男性が足をひろげ、決してお行儀がよいとはいえない格好で本を読んでいます。
気づかれないようにそっと男性が読んでいる本の裏表紙をのぞいてみたら、ドラッカーのマネジメント[エッセンシャル版] でした。
中央の席が空いたので場所をとって待っていると妻が「マンゴータンゴスワークル」を自分の分と合わせて2つ持ってきました。
妻と向き合いながら商品名をいうとき舌を噛みそうになったマンゴータンゴスワークルをストローでいただきます。
マンゴーの果肉の入った甘くて冷たいフローズンが口の中に広がります。
kougai(私)は、なぜかフタ付きのシェイクをストローで吸うのが苦手で、フタを開いてカップに直接、口を当ててごくごく飲みます。
妻はその姿がみっともないと嫌がるのですが、美味しく飲むためには手段を選べません。
頭も心もスキッとしたところで、本さがし。
子どもに学ぶきっかけを与えるような啓発本はないか探します。
おとなでさえ、誘惑に負けて続けることができないのに、ネットやゲームなど即効で快楽を与えてくれるアイテムに囲まれた今の子どもたちの心を動かすことができるのか、難易度はかなり高いといってよいでしょう。
もし、それができるのであれば、子どもだけでなくおとなにも十分通用しそうです。
そして学校の先生向けの教育コーナーでその課題に答えてくれそうな本を見つけました。
その名も『未来コンパス』
学校の現場ではどうしても画一的な教育になりがちです。
先生たちが指し示す方向は明るく希望に満ちた未来とはいえません。
『未来コンパス』は、子どもたちに学びの先に何があるのか考えもらうために各界で活躍される専門家を講師に招き神奈川県川崎市の桐光学園中学校・高等学校で開講された講義内容をまとめたものです。
この講座は土曜日に開かれ中・高校生のうち希望者が受講できるようになっています。
専門家の話は、子どもに対してけっして明るく希望に満ちた都合のいい話ばかりではありません。
でも、好きなこと、やりたいこと、そして社会への使命感に燃えて一生懸命に取り組む講師の話を聴く生徒たちの目線が少しずつ上がっていき、目が輝いてきます。
何のために学ぶのか。
子どもだけでなく、おとなの私たちにも示唆を与えてくれる良書です。
7月11日(月)からの「毎日スキルアップ通信」をお楽しみに。
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未来コンパス
これです、十中八九。私が欲しかったのは。
いや、子供に与えたいのは。
ありがとうございます。
すずボスさん
未来コンパスは将来にゴールがあるからめざすというより、子どもたちが「自走エンジン」をつけたくなるような魅力的な講義が紹介されている本です。こういう学校に通える生徒は幸せですね。